資料NO. :  26
資料名  : 千葉県連絡会通信 2003年9月号
制作者  : 県連絡会事務局
制作日  : 2003/9/1
2003年9月1日発行「百万人署名運動全国通信」第70号 付録
とめよう戦争への道!百万人署名運動
千 葉 県 連 絡 会 通 信
2003年9月号より発行責任 県連絡会事務局


新署名 『イラクに自衛隊を送るな!』 に全力で取り組もう!
 目標(年内)全国10万〜20万筆 千葉県連絡会6,000筆!

 6/6有事法,7/26イラク特措法など次々と戦争法が国会を通過成立し,自衛隊のイラク派兵が現実のものとなろうとしています。これは今までのPKO派兵とはわけが違います。直接イラク人民を殺し,そして自分も殺される侵略部隊としての登場です。「これは何としても阻止しなければならない。自衛官やその家族ともスクラムを組んで派兵を阻まなければならない」その思いで胸は張り裂けそうです。
 しかし,私たちには,あくまでも有事法制反対を貫く陸・海・空・港湾労組20団体を軸にした闘いがあります。3・20イラク開戦の直後,反戦春闘ストをうちぬいた動労千葉や,「成田軍事空港絶対反対」の旗を36年間も掲げ続けている三里塚芝山連合空港反対同盟の闘い方が展望を指し示しています。闘う仲間とさらにしっかりと結びつき,共闘の輪を広げてイラク派兵を阻止しましょう。「有事法制を完成させない,発動させない,協力しない」闘いで,有事法を破綻に追い込みましょう。
 中央事務局から『イラクに自衛隊を送るな』署名の取り組みが呼びかけられました。「年内10万〜20万筆を目標」の提起を受けて,千葉では6000筆を実現させたいと思います。
 皆さんのお手元に署名用紙をお送りします。呼びかけ人,賛同人,協力者すべての皆さんがご自分の署名分を送ってくださると500筆になります。署名欄が10筆全部埋まらなくてもかまいません。「たった一筆!」の積み重ねが大きな数になります。このことは,この間の署名運動で,実感してい ることです。「署名して送る」。単純で簡単なことですが,「戦争絶対反対」の心をひとつにして,みんなが実践することによって,団結の力が強まるのではないかと思います。

活動報告

1. 合同街宣
 先月の合同街宣は8/10,京成大久保駅前商店街で行いました。参加者は3名,28筆の成果でした。
 <街宣報告(8/10 京成大久保駅前)>           (I.M.)
 とにかく暑い日でした。始まってすぐに「文化祭では,平和がテーマでした。国会に出すならカッコイイから書く」と中学生10人ぐらいが一度に,又,杖をついてゆっくりと歩いてきた85歳位いの女性がゼッケンをじっと見て「なんて書いてあるの?」と言うので「阻もう朝鮮侵略戦争」ですと答えると,頷くようにして無言のまま署名していきました。こうした人達に励まされながらやりきりました。
 当日の署名数は28筆と少なかったのですが,署名をしてくれた年齢層は中学生,高校生,大学生,それと戦争体験のある高齢者がほとんどでした。今後の署名活動の参考にしなければと思いました。
 あの炎天下で,マイクで1時間30分訴え続けたMさん本当にご苦労さまでした。

2.8・6ヒロシマ大行動に今年は9名参加(昨年に1名及びませんでした)しました。

賛同・派遣カンパありがとうございました。来年は若者達にも参加してもらえるよう,今から働きかけていきたいと思います。 詳細は全国通信をご覧ください。千葉は来月号で報告をいたします。
3. ○市議選に立った賛同人,○○さんは惜しくもあと200票の次々点でした。
 投票に出向かれた方,知り合いに声をかけて下さった方,本当にありがとうございました。

「国労5・27臨大闘争弾圧を許さない会」に賛同しました。

 昨年5月27日の国労臨時大会は,“これが組合の大会?!”と誰もが口に出してしまうような異様な状況の中で開催されました。その最たるものは会場である社会文化会館を警察機動隊が取り囲み,国労闘争団の切り捨てと国鉄闘争の解体に反対する組合員・支援者を徹底的に排除するという大会運営にあらわれていました。
 闘いの継続を訴える組合員達は大会代議員の宿舎であるホテル前にかけつけ,ビラの配付という残された唯一の手段をもって,代議員達に心からの訴えを行いました。
 1047名の闘争団の不屈の闘いが国労の再生につながると見て取った国家権力は,国労内一部役員の協力を引き出し,大弾圧に踏み込みました。労働者がある時は激しい討論を経ながらも,その中からより一層強い連帯をつくり出して行くという労働者としての生存の根源にまでかかわる団結権を,国家暴力で否定してきたのです。
 昨年10月〜11月警察権力は,国労5・27臨時大会から4ヶ月以上も経って,国労組合員ら8人を不当に逮捕し,起訴しました。組合大会でのビラまき・説得活動に,戦前からの,労働運動など大衆運動弾圧の手段とされた「暴力行為等処罰法」を適用し弾圧してきたのです。
 被告8人は完黙・非転向を貫き,感動的な意見陳述を行い,無実無罪を主張して正々堂々と闘っています。しかし,すでに逮捕以来10ヶ月にもなるのに被告8人は未だ獄中に捕われたままです。この様な国家権力の不法不当な弾圧を許してしまったなら,明日は我が身です。
 現在,全国各地で“国労5・27臨大闘争弾圧を許さない会”が結成され,反撃が開始されています。私たち千葉県連絡会も「許さない会」の賛同団体に加わりました。千葉では,9月6日「許さない会・千葉」の結成集会をむかえる運びとなりました。
 一日も早く8人を取り戻すため,「許さない会」への,みなさんの参加を呼びかけます。この会の活動は2年間を目途としています。獄中に捕らわれている8名の国労組合員・支援者の保釈とこの裁判闘争勝利のため支援をお願いいたします。
 みなさんお一人おひとりが,個人としてもぜひ賛同会員になってください。

賛同人になってください 百万人署名運動は年間賛同です

  今月は9月〜12月に賛同された方に,更新のお願いと振り込み用紙をお送りしました。県連絡会では,年間を3期(9月〜12月,1月〜4月,5月〜8月)に分けて,更新のお願いをしています。事務局の手不足でこのような事務処理で行っております。
 ご存じのように百万人署名運動の活動はみなさんの賛同金によって成り立っています。賛同金は中央事務局と県連絡会で折半しています。県事務局もさることながら中央事務局の財政は破産寸前の危機にあります。みなさんのご継続を心からお願いします。また,職場で地域で新たな賛同拡大を呼びかけていただけたら大変助かります。署名協力者の方も賛同人になっていただけたらと願っております。7月は新たに3人の方が加わって下さいました。本当にありがとうございました。
 また,先年度の更新をまだお済みでない方も送金手続きをお願いします。なお,先月,行き違いで再度振込用紙をお送りしてしまった方には深くお詫び申し上げます。

掲載:2003/09/16